(画像引用先:Amazon)
今回は、役柄で隠さなければいけない美貌を全く隠しきれていない主演女優の出演する名作「デンジャラス・ビューティー」を紹介します。男勝りの女性捜査官が一人の女性として成長するシンデレラストーリーである本作の魅力について記載していますので、まだ見たことが無い方や気になる方は是非ご覧ください!
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作品
本作は2001年に公開されている作品で、監督は「ラッキー・ガール」等を手掛けたドナルド・ペトリさんが努めています。映画が公開されてから4年後には続編も公開される程の人気っぷりを見せました。
主演女優であるサンドラ・ブロックさんは、キアヌ・リーヴスさんとの共演作である「スピード」、自身が主演とプロデュースを手掛けて2022年に公開された「ザ・ロストシティ」等、数多くの作品に出演されている超有名女優です。
他にも、様々な作品で出演されているマイケル・ケインさんやアーニー・ハドソンさん、ベンジャミン・ブラットさんといった有名俳優達が出演されていています。
あらすじ
男勝りな女性捜査官のグレイシーは、恋や恋愛に現を抜かすことなく日々仕事に明け暮れていた。
そんなある日、指名手配されてる連続爆弾魔からミスコンを襲うと爆破予告が届く。この事件の捜査に加わろうと上司に直談判し、特別捜査チームに入れてもらえることになるのだが、潜入捜査の為にミスコンへ出場するよう命令される。仕事まっしぐらで生きてきた彼女にはメイクの技術もなく、女性らしさも薄れてしまっていたこともあり、最初は断ろうとするが、後にしぶしぶ了承する。
しかし、その状態の彼女が出場しても結果は明らかである為、アドバイザーとして何人ものミスコン出場者を送り出してきたビクターに協力してもらうことに。
果たして、彼女は女性らしさを磨きつつ、連続爆弾魔を逮捕することが出来るのか。コメディー満載の超王道シンデレラストーリーが、今始まる…
感想
隠しきれない主演女優の美貌
本作の主人公は「男勝りで女性らしさが薄れつつある女性捜査官」という設定なんですが、主演を務めるサンドラ・ブロックさんの美しさがにじみ出てしまい、終始隠しきれていません。
物語の序盤、任務に赴く捜査官を演じていましたが、髪がボサボサでボロボロの仕事服を身にまとおうとも、スラっとした体形や顔のパワーで相殺してしまい、女性としての魅力が薄いキャラクターとは思えない程魅力を感じました。そして、中盤以降はミスコンに参加するためにあの手この手で綺麗になっていくのですが、元々が綺麗なので破壊力が凄まじいです。ダイヤの原石を磨くのではなく、磨き上げたダイヤをさらに磨き上げたような感じです。
演技もとても上手で、格闘技やアクションシーン、同僚との会話等から男勝りな部分も感じ取ることが出来ました。そして主人公のメンタルも人一倍強く、一度決めたら最後までやり抜くところも非常に惹かれました。男性から見てもカッコいいと思える程のキャラクター性を演じきったサンドラ・ブロックさんに脱帽です。もはや演技ではなくただのサンドラ・ブロック本人なのでは?と思えました。
コメディー要素の豊富さと明るい雰囲気
本作はジャンルにコメディーが含まれていることもあり、様々な場面で笑えるジョークやギャグを挟んできます。
どれも分かりやすい内容で、英語が分からなくて字幕で見ていても理解して笑えるレベルです。台詞に織り交ぜて皮肉を伝えるアメリカンジョークも多いですが、突然の暴力や分かりやすいフリをかましてからのギャグ等、何も考えずに見ても笑える箇所が多いからだと思います。上司の写真を使って着せ替えゲームをするシーンは腹を抱えて笑いました。
上記のようなシーンが8割ほどを占める作品なので、暗い雰囲気も一切ありません。終始明るくポップな空気感が漂います。そういった内容の作品はシリアスな展開や重々しい空気感も無く、ジョークやギャグ等で笑いを誘って明るい雰囲気作りをしてくれるので、視聴中もハッピーな気分になれます。
そして、見終わった時に何も引きづることが無いので、スッキリした気分で視聴を終えることが出来るのも本作の特徴です。「あのキャラはどうなるの?」、「あそこのシーンは伏線だったのでは?」といった難しく考える要素が皆無なので、気楽に視聴を終えられます。それだけ気軽に見ることが出来る作品なので、難しいことを考えずに済む映画が好きな方には間違いなくオススメできます。
カッコいい女性像
本作のレビューを何件か拝見させていただいたのですが、意見が多かったのが「サンドラ・ブロックさんの女性としてのカッコよさ」でした。
上記でも紹介したように、役柄隠さなればいけない美貌を隠し切れない程スタイルの良い女優であることは間違いないのですが、それだけでなく、女性の理想とするカッコよさを兼ね備えた強い女性というイメージも定着している方でもあります。それは本作に限った話ではありません。彼女そのもののイメージとして定着しているのです。
生き方に芯があり、誰にも左右されないまっすぐな性格。キャリアウーマンを彷彿とさせるエリート女性。本人に会ったことが無いので全て想像でしかありませんが、そんなイメージを抱かせるほどのオーラを放っています。
その点から考えると、「男勝り」という個性持った本作の主人公であるグレイシーの役にはうってつけの方と言っても過言ではありません。要するにはまり役です。作中での役回りや演技にも違和感は全くなかったです。美貌とカッコよさを兼ね備えたエリート女性像を体現したサンドラ・ブロックさんを、是非その目で確かめてみてください。
まとめ
コメディー要素、理想のエリート女性像、ポップな雰囲気の3つの特徴を持った傑作「デンジャラス・ビューティー」いかがでしたでしょうか。
感想のほとんどがサンドラ・ブロックさんで埋め尽くされてしましましたが、それだけ本人の魅力が引き出された良作であったことは確かです。美しいだけでは収まらない彼女の魅力の数々を、是非本作で確かめてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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