【漫画紹介】ケンガンアシュラ

漫画

(画像引用先:裏サンデーHP

今回は、格闘技好きにはたまらない作品「ケンガンアシュラ」を紹介させていただきます。系統としては、板垣恵介さんの作品である「グラップラー刃牙」のような感じです。なので、刃牙が好きな方や、格闘技が好きな方は結構ハマる漫画だと思いますので、この記事で少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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作品紹介

ケンガンアシュラは、2012年からサンドロビッチ・ヤバ子さんと「だろめおん」さんが裏サンデーにて連載している漫画で、ネットフリックスではアニメ化も果たしている作品です。現在は完結しており、続編であるケンガンオメガが連載されています。

1作目のケンガンアシュラは全部で27巻あり、そこそこのボリュームがあります。ネットフリックスでは第2シーズンまで公開されており、2024年中に原作完結まで公開されることが決定しています。

あらすじ

(画像引用先:アニメ「ケンガンアシュラ」公式サイト

拳願試合…それは、企業同士の契約や取り決めを決めるために用いられる、極秘裏に行わるれ闘技大会である。試合を行う企業は、代表する闘技者を1人選定し、1対1で闘技者同士を戦わせる。そして、試合の勝者側の企業は、契約や取り決めを決める権利が得られる。いたってシンプルなルールではあるが、1回の試合で動く金額は数千万から数億円単位。内容によっては、企業としての信頼も失うリスクを伴うこともある。

それぞれの企業や闘技者達の思惑が渦巻く中、最強を目指す男「十鬼蛇 王馬(ときた おうま)」と、ひょんなことから十鬼蛇をサポートすることになった中年サラリーマン「山下 一夫(やました かずお)」は、各々の目的のために拳願試合へ参戦。裏格闘技の世界へ足を踏み入れることになる…

感想

先が読めない緊張感

バトル漫画の構成として、主人公には倒すべき敵や目標があり、それを目指して日々成長していく過程を描いていくのが筋になることが多いです。この漫画に登場する2人の主人公、十鬼蛇と山下も同じで、各々の目的を果たすことを主軸において、物語を進行していきます。一見、他の作品と変わらないように感じますが、物語に関わってくるのはバトルするキャラクターだけでなく、彼らを使役する企業も関わってきます。金や裏工作はもちろん、売買や賭博等、拳願試合であらゆる手を使って自社の闘技者を勝たせようとします。それが原因で、誰が勝つのか全く先が読めません。主人公の勝利すらも信用できないです。そこからくる緊張感は、並大抵の漫画では味わえません。

登場人物の誰のファンになってもおかしくない

上記で主人公の2人を紹介しましたが、その他のキャラクターも非常にキャラが濃く、戦わないキャラクターでさえも愛着がわくようになります。この漫画では、社長の秘書から、すぐに退場するモブキャラまで、1人1人のもつキャラクター性がしっかりと描かれています。すぐに退場するモブキャラのその後を描いたり、毎回ちょっとした場面にひっそりと描かれていたりと、様々な技法で愛着を沸かせてきます。それだけ、作者が丁寧にキャラクターを描いている証拠です。読んでいると、必ず大好きなキャラクターに出合うことになります。

ただ、大好きなキャラクターができた次の瞬間、退場!…なんてこともあるので、油断は禁物です。

熱い伏線回収

ネタバレになってしまうのであまり話せませんが、この漫画の終盤に、最初から読み続けた人にしか伝わらない激熱な伏線回収が待っています。その場面だけを見ると、「え?ナニコレ?」となりますが、最初から読んでいると、これまでのストーリーが走馬灯のように頭を駆け巡って、体中が熱くなり、涙が出るほど興奮してしまいます。ただ、漫画を読んでいただけなのに、スポーツや格闘技の試合の終盤を見ているような感覚になります。私自身も興奮し、読みながら心の中で「がんばれー!」と叫んでいました。

気になる方は最初の一巻をしっかり読んだ後、2巻以降を読むことをオススメします。

まとめ

(画像引用先:裏サンデーHP

格闘技と企業経営の異色のコラボ作品「ケンガンアシュラ」。いかがでしたでしょうか。バトル漫画でありながら、正々堂々とした場面はほとんどありませんが、裏工作や金の力にものをいわせた戦い方、闘技者同士のぶつかり合いは手に汗握るものばかりです。

しかし、手に汗握る展開ばかりを見ていると疲れることもあります。そんな時は、コミックのカバーを外して裏表紙を見てください。特に男性は見てください。見ると非常に癒されます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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