【映画紹介】RED ONE

映画

(画像引用先:映画.com

今回は、Amazonprime独占配信作品「RED ONE」を紹介します。クリスマスイブに誘拐されたサンタクロースの救出劇を描いた本作の魅力について記載していますので、気になる方は是非ご覧ください!

レッド・ワン

 

作品

本作は2024年の12月、Amazonprimeオリジナル作品として配信された作品で、監督は映画「ジュマンジ」等を手掛けたジェイク・カスダンさんです。

出演はワイルドスピードでお馴染みのドウェイン・ジョンソンさん、キャプテンアメリカで一躍有名になったクリス・エヴァンスさん等、認知度の高いハリウッドスターが起用されています。

アメリカでは11月より公開され、全米初登場堂々の第1位を獲得。公開から3日間の興行収入は3,210万ドルを超えるほどの大ヒットを記録した作品となっています。

 

あらすじ

コードネーム「レッドワン」と呼ばれる彼は、世の人々からサンタクロース(J・K・シモンズさん)として親しまれる存在であり、クリスマスには人々に贈り物を届けていた。そんな彼の側近を務めるサンタクロース護衛隊長のカラム(ドウェイン・ジョンソンさん)は、サンタクロースの行いに対する人々からの敬いが薄くなっていることに対し、疑問を持ち始めていた。

疑問をぬぐい切れずに退職も考えていた彼だが、そうこうしている内に何者かによってサンタクロースが誘拐されてしまう。このままでは明日に控えたクリスマスに間に合わない為、すぐに捜査が進められた結果、一人の男の存在に行きつく。男の名はジャック(クリス・エヴァンスさん)。世界一の追跡者として裏の世界で有名になっている人物である。そして、サンタクロースの追跡を依頼されることになり、護衛隊長のカラムと共に様々な場所を飛び回ることに。

果たして、彼らはサンタクロースを救出することができるのか?

今、デコボココンビによる壮絶なサンタ追跡劇が始まる…

 

感想

誘拐されたのは、まさかのサンタクロース⁉

作品の大まかなあらすじを見て魅かれる経験をされた方は多くいらっしゃると思いますが、本作がまさにそれです

これまでのクリスマス関連の映画では、サンタクロースの職場をのぞいたり、主人公がサンタクロースになったりと様々な物語が作られてきました。そんな中作られた本作は、これまでの一見平和そうなあらすじではなく、クリスマスにそぐわない「誘拐」というキーワードが使われ、挙句の果てには主役といっても過言ではないサンタクロースが被害者になるという何とも興味が湧きすぎる内容になっています。

平和な物語も味があって良いとは思うのですが、そこへ少しトラブルを入れて緊張感を高めることで、平和な空気感に慣れてしまうが故の飽きがなく、「この先どうなるの⁉」というドキドキワクワク感を視聴者に持たせることが出来ます。その感覚を、本作は「あらすじ」のみで伝えてくるので、興味が湧くとともに見る前の期待値が爆上がりした結果、本作を視聴するという流れになります。私はまんまと術中にはまり本作を見てしまいましたが、自身の期待値をしっかり超えてくれる内容になっていて非常に満足できました。

 

映像技術の凄まじさと迫力のあるアクションシーン

本作の秀でている点はあらすじだけでなく、迫力のある映像と映像技術も素晴らしく、見ていて圧巻されます

まず、本作に登場するキャラクターのカラムはチームで活動しているのですが、団員の一員であるガルシアは動物のシロクマです。このガルシアのデザインが非常に素晴らしく、毛のふかふかさが視聴者に伝わってくる程リアリティーのある出来になっており、見た時はビックリしました。他にも様々な動物団員が登場するのですが、こちらも中々リアアリティーのある映像とデザインをしているので、是非注目してみてください。

次にアクションシーンですが、見たこともない未知の乗り物や武器が登場する本作ではふんだんにCG技術が使われており、迫力のある映像が次々に展開されます。特に、サンタクロースが誘拐されて犯人側が未知の乗り物で逃走するシーンは見ものです。雪の街中を駆け回る大きいスノーモービルのような乗り物を、自身の体一つで追いかけまわすドウェイン・ジョンソンさんが滅茶苦茶カッコいいです。街に張り巡らされたウォータースライダーのような道を滑りながら逃走車を追い、スノーモービルで犯人を追い詰めるシーンは、まるでワイルドスピードを見ているような感覚になりました。それほどまでに迫力のあるシーンだったと思います。結構序盤に流れるシーンなので、こちらも是非ご覧ください。

 

もはやアベンジャーズ

本作がオリジナル作品であることは間違いないですが、視聴しているとどことなくマーベル映画を感じさせるところがあり、マーベルを知っている方からすると「おっ!」となる部分があって面白みが増します

要因の一つとして挙げられるのが、本作のメインキャラクター役を務める方の中に、マーベル映画にも出演している方がいる点です。登場する俳優陣の中にはキャプテンアメリカでお馴染みのクリス・エヴァンスさんと、スパイダーマンのジョナ・ジェイムソン役であるJ・K・シモンズさんが起用されており、DC映画のヒーロー作品に登場しているドウェイン・ジョンソンも登場しています。作品は違うものの、ヒーロー作品という共通点とクリス・エヴァンスさんの存在感で、もはや他作品から集結したアベンジャーズです。

さらに、ドウェイン・ジョンソンさんが務めるカラムですが、戦い方がマーベル映画の「アントマン」そのものです。ただでさえ強靭な肉体をしている俳優ではありますが、その肉体を自身の武器で小さくしたり大きくしたりして相手を翻弄していきます。元プロレスラーである彼の体が小さくなっても、肉体のごつさでそこまで小さく感じなかったことに気づいたときは笑ってしまいました。ただ、小さくなって相手の視界から消え、動揺している相手の意識の外から攻撃するスタンスは少し似てるというレベルではなく、まさにアントマンです。こちらも久しぶりに見れた戦法だったので、個人的には結構嬉しいシーンでした。

そして、クリス・エヴァンスさんの吹き替えを中村修一さんが担当している点も良かったです。キャプテンアメリカでの吹き替えのイメージが強すぎて、クリス・エヴァンスさんの吹き替えはこの人しかいないと思わせてくれる程上手でした。この二人の配役と吹き替えは二度と聞けないと思っていましたが、本作でそれが実現されただけでも大きな収穫だったと思います。

 

まとめ

あらすじから人々を引き込む程の魅力をもった大ヒット作「RED ONE」いかがでしたでしょうか。

あらすじを見た時の期待値を悠々と超えてくる本作の魅力が少しでも伝わっていると幸いです。映像技術の凄まじさや誘拐というワードで緊張感も忘れない演出、CGをふんだんに使った迫力のあるアクションシーンの数々で最後まで引き込まれます。

クリスマスは既に過ぎてしまいましたが、そんなことはもはや関係ないです。いつでもご家族皆で見れるクリスマス映画なので、是非この機会に見てみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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