(画像引用先:SONY PICTURES)
今回は、6月に新シーズン公開が決定した話題作「ザ・ボーイズ」を紹介します。アンチヒーロー系の海外ドラマで、アマゾンプライム独占配信である本作の魅力について記載しています。最近のヒーロー映画に飽きてきた方や気になった方は是非ご覧ください!
※R18+の作品の為、視聴は18歳以上の方対象です。ご注意ください。
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作品
2019年から公開されている本作は、アマゾンプライム独占配信の海外ドラマで、現在までにシーズン3が公開されています。原作はアメリカンコミックの「The Boys」で、全部で12巻発行されています。
出演はカール・アーバンさんやジャック・クエイドさん、アントニー・スターさん等の海外ドラマや映画で活躍する方々が務めています。他にも、シーズン途中でスペシャルゲストが登場することもあり、中々に豪華な出演者達で構成されている作品です。
シーズン4は今年の6月に公開を予定しており、予告編は既に公開されています。下記にリンクを貼っておりますので、気になる方はご覧ください。
※注意 ショッキングな映像が流れますので、閲覧の際はご注意ください。
Amazon Original『ザ・ボーイズ シーズン4』本予告動画|プライムビデオ
あらすじ
この世界では、超人的な能力を持つヒーロー達が、企業のサポートを受けて街の平和を守っている。そんな街の電気屋で働く冴えない青年・ヒューイ(ジャック・クエイドさん)は、彼女とのデートを楽しんでいた矢先、そこを偶然通りかかったヒーローの不注意が原因で彼女を亡くしてしまう。そのヒーローをサポートする大企業のボート社は、示談金でことを済まそうとヒューイに迫るが、本人はそれを拒否。訴訟を起こそうと企てるが、大企業相手に勝てる見込みがなく、行動に出れずにいた。
そんなヒューイのもとに、ブッチャー(カール・アーバンさん)と名乗る男が現れる。彼は「ヒーローによって大切な人を殺された人間はごまんといるが、その行いを企業が隠蔽している。そんな奴らを相手にしたいなら協力しろ。」とアンチヒーロー集団であるザ・ボーイズにヒューイを勧誘する…
能力を持たないアンチヒーロー集団「ザ・ボーイズ」VSヒーローとそれをサポートする「ボート社」との戦いの火蓋が切って落とされた。
感想
ヒーローはいないし、正義なんてものはない

(画像引用先:映画.com)
「ヒーロー」が題材になっている本作には、正義感というものが微塵も存在しません。登場人物全員が私利私欲の限りを尽くすとんでもない作品です。もちろん、登場するヒーローも例外ではありません。利益の為だけに行動し、目的の為なら殺人もためらうことなく行えます。そして、ヒーローの裏でサポートする企業も暗躍し、ヒーローの起こした不祥事をもみ消そうと、ありとあらゆる手段を行使します。金・暴力・殺人、なんでもありです。
これに対抗するべく結成された組織「ザ・ボーイズ」も、正義の為に戦っているわけではなく、各々が自分の目的の為に動き、その為なら仲間を裏切ることもいといません。慈悲もなく、片っ端からヒーローをぶちのめしていきます。
上記のような内容の本作ですが、「現代に本当にヒーローがいたらこうなっているんだろうな」を再現しているのではと思う程、リアリティーがあって非常に面白いです。そして、汚職上等の企業と胸糞悪いヒーロー達がぶちのめされる様はとても痛快です。見ている内にクセになること間違いなしです。
想像もつかない怒涛の展開の連続
本作の大きな特徴は、次に何が起こるのか予測できない脚本力です。何気ないシーンの直後に人が死んだり、登場人物が何の脈絡もなく仲間を裏切ったり、伏線が突然回収されたりと、見ていて飽きることのない怒涛の展開がこれでもかと続きます。
特に、本作に登場する最強ヒーロー「ホームランダー」の登場するシーンは気を抜けません。彼は超人的な身体能力と飛行能力、目から放つビーム等、どこぞのスーパーヒーローを模しているような見た目と能力を兼ね備えています。しかし、性格はヒーローというよりもヴィランそのもので、息を吐くように人を殺します。そんな彼が現れると、次に誰かが殺されそうで、登場人物だけでなく視聴者も緊張して息をのんでしまいます。それだけ、何をしでかすか分からないキャラクターなのです。
ホームランダーだけでなく、他にも目を離せないシーンが数多く存在し、気づけばシーズン1を見終わっていると思います。
ヒロインの前途多難な物語

本作のヒロインは、ボート社のサポートするヒーローチーム「セブン」に所属しているヒーローのスターライトです。彼女は昔からセブンに憧れを持っていて、チームメンバーになることを夢見て努力した結果、念願のセブンに加入することが決まります。
しかし、セブンに所属する他のヒーロー達はクズばかりで、初日からとんでもない目にあわされることになります。それでも、自分の願いでもあり、母からの支援もあって叶えられた夢でもある為、セブンでの仕事を続けることになりますが………
※このあたりの話は第一話で見ることが出来るのですが、とにかく不快です。お気を付けください。
物語が進めば進むほど、とても辛い目にあわされ続けます。監督はスターライトが嫌いなのかと思えるレベルです。しかし、辛い目にあわされても耐え抜き、スターライトが強くなっていく様子を見ていると、こちらも頑張らねばと思わせてくれます。周りがクズばかりである中、1人だけ純粋でクズに飲まれないように抗う姿は本当に胸を打たれます。最後には幸せになってほしいと心から願います。
作中唯一の癒し処であるヒロインの活躍を、是非ともご覧いただきたいです。
まとめ
ヒーローが題材なのに「ヒーロー」がいない異例の海外ドラマ「ザ・ボーイズ」いかがでしたでしょうか。R18+指定作品である為、視聴できる方は限られてくるのですが、それでも人気を得ている作品で、6月から始まる新シーズンを待ちわびている方も多数いらっしゃいます。見たことが無い方は、まだ時間がありますので、今までのシーズンを一気見することをオススメします。
また、ザ・ボーイズを含めたオススメのアマゾンプライム配信作品をまとめた記事を上げておりますので、気になる方はそちらもご覧いただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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